印鑑の知識について

印鑑の知識

【印鑑を初めて買う】

あなたの「初めての印鑑」は、どのようなものでしたか?

学校を卒業するときにもらった記念品でしょうか、あるいは、間に合わせで購入された三文判でしょうか。

そのような印鑑を使っているうちに、「もっと良い印鑑が欲しい」と思い始め、お店やインターネットで色々と選んで購入する方が多いようです。

最初は、認印や銀行印、実印などの違いもわからないかもしれませんが、基本的には、どれがどれでも大丈夫です。

実印に関しては、その目的は印鑑証明になります。

役所によってルールが違いますので、木製の印鑑や三文判はダメとか、24金製の印鑑もダメとかいう場合もあります。理由としては、「他の人と同じになるものは証明できない。」とか、「変形する可能性のあるものは受け付けない。」などがあります。

その点、銀行の登録印鑑については、ソニー銀行のようにサイン登録が可能だったり、似顔絵の印鑑を受け付けている銀行もあるので規則はゆるやかです。

日常の仕事で使う分には、どんな印鑑でもかまいません。

仕事で使うときには、良い印鑑を使っていると、社内やお客様に対して良い印象を持たれますのでお勧めです。

新入社員は、通常はあまり良い印鑑は使っていませんので、「仕事のできる人」というイメージにもなります。

【印鑑を買いなおす】

今、すでに高級な象牙の印鑑、あるいは開運印鑑をお持ちの方もいらっしゃると思います。金色の印鑑へ買い替えを考えているお客様は、銀行や不動産関係、弁護士など、印鑑を誰かに見せる機会の多い、比較的ステータスの高い仕事をされている方が多いようです。

印鑑を買いなおすと、実印の登録をやりなおしたり、今までの書類と違ったりして大変な気もするようですが、意外にそのあたりの手続きはすぐに終わるようです。

どちらかというと、その作業で印鑑を実際に捺印できますので、その感触を楽しむことができる時間になりますので、あまり苦労を感じないのかもしれません。

買い替えのときの不明な点なども、お気軽に相談をしていただければ、と思います。

【印鑑を使う場面】

印鑑は、どのような場面で使用するかというと、多くは銀行員の方が扱う書類に捺印するときです。

あとは、自動車を買うとき、不動産を売買するとき、遺産相続の手続きをするときなどです。

銀行の方、自動車売買の業者、不動産関係者、公証役場の公証人など、大きな契約をするときには、それなりの印鑑を持っていたほうが交渉もスムーズに行くこともあると思う方もいらっしゃいます。

契約のときには、身だしなみをキチンとしていても、安い印鑑を使用していると少し恥ずかしいかもしれません。

【開運印鑑について】

ここ数年、「開運印鑑の詐欺商法」なども話題になっています。多くは、「財産が減る」「先祖供養になる」「霊がついている」等の話をされて、その上で「これを買わないと不幸になる」と脅されたりします。

普通に考えて、印鑑だけで幸運や不幸になったりするとは思えないのですが、色々と専門的に言われてしまいますと、つい「自分はそういう知識が無かったけれど、本当かもしれない。」と思ってしまいます。

開運印鑑は、「良いものを持ちたい」「最高だと言われるものを持ちたい」「もしかしたら幸運になれるかもしれない」というぐらいの気持ちで買うものです。

ただし、本当に幸運か不幸かは不明ですので、開運印鑑が気になる方のために、弊社では印相にこだわって彫刻をしています。

印鑑だけで人の人生が変わってしまうことはありませんが、気になってしまうこともあると思います。

もし、開運印鑑についてのご質問などがあれば、お気軽にお問い合わせをいただければと思います。

【象牙の高級印鑑について】

たまに聞く話ですが、70万円ぐらいの高級象牙の印鑑の訪問販売があるようです。

見せていただいたことが数回あるのですが、どれも確かに良い象牙を使っています。

象牙は、使用する場所で見た目も変わってきます。

また、彫刻に関しては、陰影のふちの部分が非常に薄くなっています。この部分が薄いほど、高級と言われるのは、職人さんの腕の良し悪しが1番わかりやすいという点でもあります。

「厚さが薄いお茶碗が高級」と言われるのと同じで、手で彫る場合には、上手な人ほどふちを薄く彫ることができます。

しかし、ここ数年は印鑑の彫刻機の精度も上がり、かなり薄く彫刻することも可能になってきています。

ただし、印鑑のふちが薄ければ薄いほど、取り扱いに注意が必要で、非常に欠けやすくなります。

床に落としてしまった場合だけではなく、少しどこかに当たっても欠けてしまうことがあります。

もし、購入しようとしている象牙の高級印鑑がありましたら、取り扱いについて確認をされると良いと思います。

ちなみに、弊社の印鑑は、ふちは0.3ミリの仕様で、一般的なものと同じになっています。

ふちの厚みに関しては、「厚いほうが運気を逃がさない」という説もありますが、基準の数値については明確にはなっていません。

【認印】

仕事場では書類の受け渡しをする時など、責任を明確にするときなどの目的に使用され、家庭では、荷物の受領や書類の確認などに使用されます。

三文判を使用している方も多いようですが、この三文判というのは、コストを安くするため大量生産されているので、自分の持っているものとまったく同じものが、いつでもどこでも手に入るということになり、それゆえに『三文の価値も無い』=『三文判』と呼ばれているものです。

荷物の受領のように、サインでもかまわないという場合などは、かえってサインをしてしまった方がいいのではないでしょうか?

なぜなら、本当にそれが自分の印かどうかは、三文判では判別できないからです。

自分の意思で捺印する場合には、やはり、自分の代わりとして、書類に意思を継ぐわけですから、三文判は避けたほうが良いでしょう。

自分専用の印鑑を持つことにより、詐欺やその他のトラブルを未然に防ぐ効果が生まれるのです。

何かトラブルが起きたときに「私は普段からこの印鑑しか使っていないのだから、それは自分の押した物ではない。」と堂々と胸を張って主張することが出来るように、普段から自分専用の印鑑を使用するようにしましょう。

【銀行印】

基本的には名前が入っていないと受け付けてもらえないという銀行が多いのですが、中には自分の顔写真のハンコでも受け付けている銀行もあります。

会社や個人のマークを使用している方もいるそうです。しかし、銀行印は、直接的に金銭の出入りに関係していますので、自らが銀行口座を見張るという意味も込めて、きちんとした印鑑を使用しましょう。

また、印相学では、右と左に隙間が開きすぎていて、上下の隙間とのバランスが良くない印は、お金が逃げると言われています。

欠けた印鑑もツキを逃がすと言われていますので気をつけましょう。

【実印】

やわらかい素材の印鑑や三文判などは、実印として登録できません。

土地の売買や、車の購入などに使用され、財産そのものと言えるでしょう。 実印は、ご先祖からの姓を引き継ぎ、先祖からの財産も引き継ぐ証です。

実印をおろそかにするということは、先祖からの財産を失うという家運の傾きを意味します。 また、個人の財産、個人の印鑑ということで、他の人は使用できないという意味でも、姓と名を入れるのが一般的です。

【印鑑の書体】

[てん書体]

左右対称で、線の幅が均一なのが特徴です。幾何学的な美しさとともに、昔からの風格ある雰囲気を感じられます。印相体よりも読みやすい書体です。

[印相体]

てん書体を基礎にして意匠化した書体です。印にいっぱいの線が特徴で、開運の印として有名です。

自分の文字を彫ったのを見ると、なんとなくわかるのですが、他人の印はなんと彫ってあるかはよくわからない場合が多いので、「自分だけの印」という気持ちも強くなります。

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